祝!朝青龍優勝

 大相撲初場所の千秋楽はとても感動的でした。
今回は元々朝青龍を応援していたので、本割で負けたときには勝負って難しいなあとしょんぼりしましたが、決定戦で勝ったときにはやったぁーてなもんです。
そして、優勝インタビューの周りの人たちと一体になったようなコメントを聞いたときには泣けました。
 それほど相撲に関心がなく、ネットやらTVやらの目に付く(耳に付く)情報を鵜呑みにして、朝青龍とはマスコミにも相撲関係者にもファンにも嫌われていると思っていたのですが、初場所を見る限りファンにはとても愛されているように見えました。
いやー、良かった。良かった。
 余談ですが、情報を扱う仕事をしているぼくの今年の目標の一つは「ゴシップに力を与えない」なのですが、大相撲初場所は正にその典型だったように感じました。
初場所が始まる前の朝青龍や相撲協会に対するゴシップは朝青龍の闘志を奪い、相撲観戦を楽しむ気を奪い、相撲という競技への共感を奪う種類のものだったと思います。
 しかし、両国国技館には沢山のファンが集まり、TV中継を見ている限り朝青龍を応援してそれに応えるように朝青龍はベストを尽くして結果を出すという感動的なものになりました。
 ぼくもこんな風に居心地の良いゴシップから感動的な参加へ人の行動がシフトするような情報発信をしていきたいです。