スターウォーズ フォースの覚醒を観てきました(ネタバレないはず)

 スターウォーズ フォースの覚醒を観てきましたが、とても面白かったです。
個人的にはシリーズの中で一番面白く、他のエピソードをまだ観てないという人がはじめに観る一本にもお薦めしたいです。 
 お薦めのポイントは、
○物語にグイグイ引き込まれる
 最初から最後までとにかく脚本が素晴らしく、退屈と感じるヒマが無いです。
これは今時のハリウッド映画の脚本術の技の一つの結果であると同時に、やはり映像が素晴らしく久しぶりにSFXすげぇなあと感じさせられました。
○スターウォーズの世界に引き込まれる…つか覚醒していく
 序盤は今回新たに登場したフィンとレイが活躍し、徐々にエピソード4の登場人物達が合流する、スターウォーズの物語に巻き込まれていくという構成なので、初めてとか久しぶりに観たという人も楽しめると思います。
 スター・デストロイヤーやAT-ATといった帝国の兵器が遺跡化していて、そこで暮らすレイの描写は色んな比喩を感じると同時に、昔からのファンの中で眠ってた熱を高めてくれます。
 そこからのミレニアムファルコンの登場、活躍は爆発的な感動で泣けました。

○エピソード4以降のメカが活躍して嬉しい

 当時の映像技術の限界から活躍が(現代作品と比べて)充分に描かれていなかった、エピソード4以降のメカが現代の映像技術でぐりぐり動くのが嬉しかったです。
 上述のファルコン号はもちろん、反乱同盟軍おなじみのXウイングはエースパイロット「ポー・ダメロン」と共に大活躍しており、やっぱ凄い戦闘機だったんだとエピソード1のライトセイバーと似た感動がありました。
○キャラクターも大活躍
 エピソード4のキャラクター、特にハン・ソロとチューバッカが大活躍です。
相変わらずハリソン・フォードは他の役者全員を食うインパクトだし、チューバッカのなんかずれたところも素晴らしかったです。
 レイア姫には、妻と母親としての側面が加わり、当時以上に魅力的な女性になっていたとすら感じました。
…ルーク・スカイウォーカーは、まあ昔からのポジションを今回もキープ(笑)かなって感じです。
○そして世代交代
 過去からのファンを喜ばせるポイントは押さえつつも、全体としては丁寧な世代交代が描かれており、今作からファンになった人が「ぼくら7以降派なんで」と尖れるファンの世代交代の可能性を感じました。
 新世代の象徴として、レイ、フィン…はネタバレになるのでやめておいて…パイロット「ポー」が素晴らしいです。
エピソード4当時、ジェダイだからか主人公だからかがよく分からないルークの活躍、そして役者のパワーが大きかったハン・ソロの活躍、あとアナキンことダース・ベイダーの強さの影響で霞んだ、反乱同盟軍パイロットやXウイングが「ポー」がパイロットであることでともて魅力的になったと思います。
 そしてなんといってもドロイドBB-8。
CGではなく、実際にパペットなどで再現した制作者の愛が、作中でもあふれていたように思います。
 という魅力あふれるスターウォーズ フォースの覚醒。
絶対イチオシの一本です!
 …最後に、今回は世界同時公開の18日18時30分の回を観られたのですが、育児を分担する身で見に行けたのは、お客様にお誘いのおかげで心より感謝いたしております。