ザ・ノンフィクション「すしバカ、ハワイへ行く」が面白かったです

 フジテレビで放送されている日本のドキュメンタリー番組ザ・ノンフィクション「すしバカ、ハワイへ行く」が面白かったです。

ザ・ノンフィクション「すしバカ、ハワイへ行く」 – とれたてフジテレビ

 東京・四谷にある名店「すし匠(しょう)」の主人・中澤圭二さんが、日本を離れハワイに出店するまでが記録されており、彼の飽くなき挑戦心と行動力に感動し、寿司屋に限らない修行や学び方について色々考えさせられました。

 師匠や大御所みたいな人がその業界を拡大させずに居座り続けるせいで、若手はいつまでも師匠や兄弟子に奉仕し続けなくてはいけない…なんて話は色々な業界であると思いますが、番組では既に大きな権威を持つにも関わらず、業界規模や評価基準を拡大させるべく新天地に挑戦する中澤さんが描かれていて凄いなと思いました。
 …特に若そうな職人さん達を引き連れ、重要で即戦力となる仕事を彼らに任せている様子などは、旧来の修行よりも早く実力が付きそうだなと、教育としての新しさも感じました。

 今回の放送を観て改めて、ホリエモンこと堀江隆文さんが「寿司職人が何年も修行するのはバカ」という発言を思い出しました。
当時は極端な言い回しもあって、抵抗を覚えたのですが今回の番組をみてなるほどなあと一部腑に落ちました。