SHIROBAKOのアニメ技術の凄さを具体的に伝えるシーン好きです

 アニメ制作会社を舞台にしたアニメ「SHIROBAKO」で描かれる、アニメ技術の凄さを具体的な例と共に伝えるシーンが凄いなあとうならされます。
 例えば、#02、#03でのあるぴんの差しかえや、#05、#06での爆発エフェクトシーン、#12のエクソダス最終回クライマックスシーン、#22のうり坊の3DCGシーンなど、作中で語られた意図や技術を参考にして素晴らしく改善されていたり、見た瞬間にすげぇってなるのは、アニメを描いたアニメ作品の醍醐味だなと感じました。
 これが出来るのは、SHIROBAKO自体のアニメ技術が凄く高いのはもちろんですが、作中で丁寧にコツコツと制作をする等身大の人間を描いて来たというのも大きいと思います。

 …多くの制作現場を描いた作品では、周りからの人気や高い評価によって凄さを先に表現してしまいハードルがあがって、具体的な作中制作物自体が見劣りしてしまいがちなので、SHIROBAKOのこういう丁寧さはとても嬉しいです。

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