シドニアの騎士 第二期「第九惑星戦役」面白いです

 弐瓶勉の漫画原作アニメシドニアの騎士 第二期「第九惑星戦役」の第一話を観ましたがとても面白かったです。
 オープニングの「騎士行進曲」は前期同様、今時のアニメでは珍しい番組名ががっつり入った主題歌ですが、これに関してはラジオか何かでatsukoさんが、番組名が入った歌って格好良い!みたいな茶化し無しでやってるようで、そういうノリも世界感の不思議さとあっているなあと思いました。
 また全高と同じ砲身長の弾体加速装置を装備してスピーディに動く衛人が隊列を組む画などは、重力の影響を受けない宇宙兵器って感じでワクワクさせられます。
 あと、岐神海苔夫と海蘊ってのりともずくって笑って良い所なのか、違う社会の人の名前を笑ってはいけないのであろうか、とか思ってたら凄惨な展開になったしやっぱ笑いではないかも、と見せかけて作者は笑わそうとしてたのではないだろうか?みたいな勝手に深読みして混乱するのも魅力だと思います。
 ちなみに電子書籍で7巻が無料で読めたので少しだけ先を知ってるのですが今期から登場する、白羽衣 つむぎが萌え要素たっぷり女の子キャラで、なんか萌えへの挑戦を感じさせられます。
 その挑戦(もしくは読者への挑発?)は作中の色んなところにあり、屈指の美女キャラとして描かれている仄がクローンの11人姉妹(全員が同じ容姿をしている)だったり、谷風長道に一番なつく科戸瀬イザナが性別のないキャラだったりと、よく考えたら萌えてはいけない存在ではないのでは?みたいなキャラが多数出て来ます。
 それらの中でもというか他作品を含めてもなかなか類を見ないくらい、白羽衣 つむぎは萌えるはずのないものに萌えてしまうキャラになるのではと変な期待をしています。