ドラゴンクエストの日セールで、Switch版の「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」を購入し、大いにはまりセール期間中に両方クリアしたので、初代「ドラゴンクエスト」も購入しこちらもクリアしました。
ドラクエの日にSwitch版ドラクエ2と3をゲット。やはり面白い。 | Office NaKao
これまた面白い
物足りないのでは?と心配したけど杞憂だった
2,3と比較すると(最近のゲームと比較すると更に)作りがシンプルなので物足りないかと心配したのですが、とてもバランスがよく、やはり面白いという印象でした。
道具や装備品の配置や価格などが絶妙で、ほとんどのアイテムが良い感じに活躍してくれ、無駄の無さが美しく、収集の手間も心地良いものとなりました。
またロトの鎧の効果というか演出が素晴らしく、毒やバリアに対する耐性、歩く毎にHPが回復するという効果が、ドラクエ1のバランスでは滅法ありがたく、歴代ドラクエシリーズの中でも一番インパクトあるアイテムと感じました。
ちなみに、魔法はあまり活用出来ず、ラリホーやベギラマはほぼ使わず、マホトーンもごく一部の用心という、打撃重視の勇者でした。
【竜王討伐に必須級】初代ドラクエ1の最強すぎる装備・アイテムTOP5
世界を広く見せる演出が面白い
ドラクエ2でも感じた、敵との遭遇を避ける為に隅々まで歩くのが躊躇われ、気がかりを残しつつ進む選択をすることで、実際のフィールドの何倍も広い世界にいるように錯覚できる工夫が、2以上に気持ち良くはまっていると感じました。
特に洞窟では明かりの範囲のみが表示される視界制限もあり踏破難易度は高いですが、2と比べてフィールドが狭く、上手い工夫という感心が勝りました。
バトルバランスは意外とスリリング
一対一のバトルなので、勝てる敵には勝てるという印象ですが、実際には双方の攻撃力が高く、次の攻撃で倒しきれなければ負けるというシーンがかなり多く、意外とスリリングでした。
キャラが大きいとローラ姫のインパクトも大きい
シンプルながらストーリーにも盛り上がりがあり、特にローラ姫のインパクトが素晴らしかったです。
Switch版だとキャラクターが大きく、勇者にお姫様抱っこされるローラ姫がとても愛らしく描かれており、この姿を見るとエンディング曲の印象がさらに感動的なものになりました。
現代では価値観も色々変わっており、ストレートな勇者とお姫様の描写だったり、オジサン好みの小ネタなどの多くが、とても懐かしく、また新鮮に感じられました。
若かりしレジェンドクリエイター達の挑戦の作品
ドラゴンクエストシリーズは様々な作品に展開しており、世界的ブランドとして定着しています。
しかし、その初代であるドラクエの制作には、若者の挑戦や遊び心が溢れた、とても若々しい作品で、リメイクでもそれらは色濃く残されています。
シリーズ初代として、色あせない魅力に溢れた名作であり、若かりしレジェンドクリエイター達の挑戦の作品として、改めてドラゴンクエストお勧めです。