映画「リアル・スティール」観ました

評価:
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

¥ 2,799

(2012-05-16)

 SFアクション映画「リアル・スティール」を観ました。
人間のボクシングに代わり「ロボット格闘技」が人気を博した近未来を舞台に、ヒュー・ジャックマン演じる元プロボクサーで現在冴えないプロモーターのチャーリー・ケントンと、昔捨てた息子ダコタ・ゴヨ演じるマックス親子の、サクセスストーリーと親子愛を描いた作品です。
 父親のチャーリーはギャンブルジャンキーで借金まみれ、息子のマックスも生意気では済まないやんちゃ者というクズ親子っぷりが駄目なヤンキー親子を観ているようでぼくは好きでした。
 息子であるマックスの性格はロボット作品の醍醐味である、子供でもロボットを通して社会に自分の存在をアピール出来るという願望の表現としては素晴らしく(ガキの頃のぼくが観ればさぞかしはまったと思います)、ラストシーンでアトムのシャドー機能を使って敵をぶちのめす父ちゃんチャーリーは最高に格好良かったです。
 そして親子でロボット格闘技に参戦しちゃうバカな男友達みたいな関係は、男性にとっては理想の親子像であるかなと思いました。
ちなみにマックスの日本語吹き替えが酷いのかリアルなのか、すごくアホっぽい子供になっていたのが印象的でした。