ミニマリズムで思うこと

ジョシュア・フィールズ・ミルバーン,ライアン・ニコデマス
フィルムアート社

¥ 1,836

(2014-03-25)

 最近では断捨離とワンセットになって、物が無い部屋で暮らすことみたいな意味になっているミニマリズムが気になってます。
ちなみにミニマリズムとは元々は、
建築・美術・音楽などの分野で1960年代に登場した,装飾的要素を最小限に切り詰めた簡素な形式。
だそうで、個人的には数年に一度その時代に応じた切り口で流行っているものと感じています。
 ぼくもミニマリズムが好きでアレコレ考えていますが、IT機器や日常のサービスが多様化した現代の都心部なら相当攻められるかなと思います。
 例えば、スマートフォンがあれば人によってはテレビ、オーディオ、パソコン、筆記用具など無くすことが出来ます。
一人暮らしの男性にとって外食やコンビニを活用して自宅で料理をしないというのは既に普通だし、毎日フィットネスクラブ通えばお風呂が、ネットカフェを活用すれば本棚が不要になりますし、仕事によっては既に帰って寝るだけという人も多いと思います。
 その辺を考えるとトイレ洗面所協同の四畳半で充分だし、なんならカプセルホテルの規模でも良いのではないか?と思います。
(その発想を形にしたシェアハウスも結構あるようです)
 女房、乳飲み子と暮らすぼくは、家族の同意や安全や成長への備えでなかなか出来ませんが、それでも(だからこそ?)時々、今時のミニマリズム生活空間を試してみたいなあと思うことがあります。