映画「キツツキと雨」観ました

 沖田修一監督・脚本映画「キツツキと雨」を観ました。
ある山村を舞台に、職人気質の木こりの男と、ゾンビ映画の撮影でやって来た気弱な新人映画監督の青年との交流を描いたコメディ作品です。
 役所広司と小栗旬が共演しており、二人の会話だけでもすごく面白いなあくらいのノリで観ていたら、第24回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞、第8回ドバイ国際映画祭で、最優秀脚本賞 最優秀編集賞 最優秀男優賞(役所広司)を受賞していたのだそうな。
 全体的にコメディタッチなので、突っ込み所なのか笑いなのかが良い具合に分からなくなっており色々素直に観る事が出来ました。
 役所広司演じる木こり岸克彦の鬱陶しいオッサン具合や、機嫌が良くなったときの愛嬌のある感じなどとても魅力的で、中でも「ゾンビ映画」に対して物凄く関心を示したり、小栗旬演じる映画監督田辺幸一い感想を述べるシーンなどは「こんなユーザーが居たら本当嬉しいなあ」みたいな存在でした。
 ぼくのブログ記事もあれくらい作品を素直にまた夢中に絶賛できるようになりたいものです。