Datacolor SpyderX Proをいじってみた

 ここ数日、モニタに違和感を覚える度に、「Datacolor SpyderX Pro」で、下記を参考にキャリブレーションをやり直していますが、失敗したりいじったりしていて、だいぶ勘所が解ってきました。

SpyderX Proの使い方 モニターキャリブレーションの手順の例

 「Datacolor SpyderX Pro」はかなりシンプルな仕組みで、明るさに関しては好きに選んで、測色器がそれにあわせた最適な色味を設定したディスプレイプロファイルをつくってくれるようです。
 部屋の明るさなどからターゲット値として、推奨の明るさ(輝度)などは提示されるのですが、一般的に印刷物なら輝度 80〜120cd/m2、ウェブなどデジタルなら100〜160cd/m2といわれているのが、輝度200cd/m2や80cd/m2といった結構極端な数値が推奨されることもあり、それらの値に明るさ調整すると、モニタによっては色味がおかしくなることもあります。
…モニタによって、色味が安定する輝度が結構違うようですが、この辺りは観測機で指摘されないので目視と好みでの調整になります。

 ということで、何度かキャリブレーションをして、各モニタの状態やマルチモニタ利用時の足並みが揃う好みの明るさを探しています。
 今の所、メインのセンターモニタDELL U2720Qはかなり明るくしても美しいので200cd/m2に設定、サブの左右モニタDELL P2415Qもできるだけあわせた160cd/m2あたりに設定しています。
ちなみにDELL P2415Qを2枚使ってますが、それぞれの状態が結構違い、状態の悪い方は160cd/m2以上明るくするとヤバイ色になります。

 今は、見栄えに釣られて明るくしてますが、制作が立て込み目が疲れたら、もう少し暗い設定にしそうだなあと予想しています。
ともかく、やっとキャリブレーションが落ち着き楽しくなってきており、「Datacolor SpyderX Pro」自信を持ってお勧めできるようになりました。

【国内正規品】Datacolor SpyderX Pro ディスプレイキャリブレーションツール SXP100