カリオストロの城2週間限定で4K+7.1ch仕様上映中
宮崎駿監督の作品『ルパン三世 カリオストロの城』が、アニメ化50周年を記念し、2週間限定で4K+7.1ch仕様上映中です。
【予告】10/1公開『ルパン三世 カリオストロの城』4K+7.1ch 〈同時上映〉『ルパンは今も燃えているか?』
『ルパン三世』アニメ化50 周年記念上映 『ルパン三世 カリオストロの城』4K+7.1ch 同時上映「ルパンは今も燃えているか?」
お勧めの考察
それに伴い10/8まで岡田斗司夫さんのYouTubeで『ルパン三世 カリオストロの城』徹底解説 その1が見られます。
【10/8まで無料公開】ぜひ劇場で見てほしい! 『ルパン三世 カリオストロの城』徹底解説 その1完全版 日米共同制作『NEMO/ニモ』宮崎駿と高畑勲の青春
また、今回久しぶりに下記の考察サイトを読み返したところ、とても素晴らしく、改めてこちらもお勧めしたいです。
岡田斗司夫さんの解説とかぶりながら受ける印象が異なる部分が結構あり、そういう意味でも今お勧めです。
カリオストロの城の部屋
宮崎駿さんに対する印象がこちらの方が好意的に感じられました。
…岡田斗司夫さんは、愛がある分突き放す表現に遠慮がないのかな?…もしくは自らをサイコパスと語るキャラクターだからかなあ。
カリオストロの城や、新ルパン最終回さらば愛しきルパンよに象徴される、宮崎駿さんが当時放映されていた新ルパンを否定的(時代にあってない)に描いている点は嫌いだったのですが、下記を読むと(主張は同じなのかも知れないけれど)、何となく腑に落ちました。
カリオストロの城について、宮崎監督はこう言っている。(アニメージュ81.1)
これははっきり、中年の意識でつくっているんですよね。
旧シリーズ作ったときは、自分と同年齢のつもりで作っているんです。いや、高畑さんはどう思っていたかわかりませんけど。でも、年を考えないで作れたんですね。
(旧シリーズのときは)30歳です。
だから、いまは本当は作れませんよね。ズレちゃって。ほんとうに作者が思い入れしたシリーズものっていうのは、何か寿命が短いところがあるんじゃないかって気がしますね。
宮崎駿監督がルパン映画化のオファーを受けたとき、最初に考えたのはこの問題であった。
なぜなら、宮崎監督は、テレビ版ルパン三世を製作するにあたり、当時20代~30歳であった自分自身の気持ちを素直に投影させて作っていたからだ。カリオストロの城の真実 第二章 ルパン三世と宮崎駿、モンキー・パンチ、山田康雄の年齢の問題