デザインと心理学

 UI(ユーザーインターフェース)とかUX(ユーザー エクスペリエンス)などという、制作やデザインの分野が注目を集めて久しいですが、流行と共に様々な分類が進んでいます。

UIとは何?UXとの違いやUIデザインのポイントを徹底解説 | Tech & Device TV

 「ユーザーが製品やサービスで得られる体験」UXについて考えると、手品の「気がつかれずに意識を操作する」ノウハウが活用できるのでは?と頭をよぎります。
ユーザーに気付かれずサービス提供側のメリットを追求したような尖ったものや、ユーザーのメリットのため集中を乱す情報を隠す真っ当なものまで、色々なアイデアがあるのではと夢が広がります。

手品から学ぶ「気がつかれずに意識を操作する方法」

 UXやUIとは少し異なりますが(広告やグラフィック寄りかな)、下記で紹介されるテクニックはかなり実践的で、中にはちょっと悪用したくなるようなものもあります(笑

【悪用厳禁】デザインの心理学 すぐ使える効果絶大テクニック20選 | 321web

誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

サクッと学べるデザイン心理法則108

 ただUXやUIが意識される、アプリケーションのインターフェースなどは、ユーザーが毎回比較的長時間それを繰り返し利用することから、瞬発的インパクトのある心理学的ノウハウは避けているように感じます。
 下記などの、心理学の法則や原則とUXやUIをあわせた、定番のノウハウ集などを見てみると、手品のトリックに期待するような都合のいいものよりも(実際の手品のトリックも断じて都合良くないですが)、地道で真っ当なものが多く、一攫千金は無いよなとガッカリするような、安心するような複雑な心境になります。

UIデザインのための心理学:33の法則・原則(実例つき) | ベイジのUIラボ
【本要約-心理学をビジネスにフル活用する方法とは】UXデザインの法則 ―最高のプロダクトとサービスを支える心理学

デザインに心理学を。効果を生み出すデザイン制作のための解説書が発売! | Web Design Trends