安さの説得力もあるよなあ

 先日、高級品に対する説得力について書きましたが、当然、安さの説得力もあるよなあと思いました。

 安ければ懐が痛まないとか出し惜しみせずにのびのびできるというのはもちろん、最近は安くても良いものが沢山あり、それらには安価で良くするための合理性に美しさを感じ、作り手の工夫や手間がとても心地良かったりします。

 工夫や手間には製品やサービスをさらに高価にするという方向もあるし、少しでも安価で提供するという方向もありますが、工夫や手間で価格を意図的にコントールしているという点では共通しておりどちらもとても美しいと感じます。

 安価にする工夫というと、働く人の不利益で成り立ってたり、格差がさらに広がるようなからくりが目立ったりもしますが、清々しく美しいなあと感じさせられるものも当然沢山あって、それらを注目したいなあと思いました。

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